ちぇんじ②
- 2015/02/19
- 23:58
眩しくて目が覚めた。いつもと違う寝心地と窓から差し込む光にうーんと唸りながら布団を被る。ん?いつもと違う?そうだ、俺様は昨日からロイド家のロイドくんとして生活してるんだった。「オハヨー…ってあれ、いねーの」眩しくて結局二度寝は出来なかったので、仕方なく下に降りる。居ると思って挨拶までしたのに、そこはガランとしていた。「んー…体いてーなぁ…」寝心地の違うベッドのせいか首やら肩やらが凝っている、気がする...
ちぇんじ①
- 2015/02/06
- 00:17
とある日、俺様はロイドくんを訪ねてシルヴァラントの山奥へ来ていた。木造建築という、テセアラにはない家に新鮮味を感じながら歩みを進める。「ロイドくーん!俺様だけどー!」聞こえないくらい小さい声じゃなかったはずなのに、出てこない。そういえば表にノイシュも居なかった、とふと気がつく。はるばる来たのに留守とかついてねーなぁ…などと思いながらため息をついていたら木製の扉がギィと音を立てて開いた。「…何の用だ」...